夏の訪れとともに、家族連れでの海水浴が多くなる季節がやってきました。親子で海を満喫するのは楽しいものですが、子供たちが安全に過ごすためには、親が注意すべきポイントがいくつかあります。ここでは、子連れでの海水浴で気を付ける5つの事について詳しく解説します。
1.紫外線対策
まず最初に心に留めておきたいのは紫外線対策です。夏の海は開放的で楽しい反面、強烈な日差しの下で過ごすことになります。子供の肌は大人よりも薄く、紫外線の影響を受けやすいです。そのため、日焼け止めクリームはこまめに塗り直し、UVカットの帽子やサングラス、長袖のラッシュガードなどを利用しましょう。また、ビーチパラソルやビーチテントなどで日陰を作り、休憩時には必ず日陰に入るようにしましょう。
2.水の中の安全確認
次に、子供が水遊びをする前には、そのエリアの水深や潮の流れ、海底の状況などを確認しておくことが大切です。また、海にはカラフルで美しい生物がたくさんいますが、中には危険な生物もいます。刺す、噛む、毒を持つ生物から子供を守るためにも、事前の知識と注意が必要です。良く行くビーチの自治体のホームページ等でお知らせが出ていたりするのでチェックしましょう!
3.泳ぎや遊び方の指導
子供たちは大人が思う以上に海の危険性を理解していません。そのため、海で遊ぶ前には、泳ぎ方や潮の流れの読み方など基本的な知識を教えておくことが大切です。特に小さな子供は、大きな波が来たときや急な深さの変化にパニックを起こすことがあります。そのような状況に備えて、事前にシミュレーションをしておくと良いでしょう。
4.水分補給と休息
海水浴は意外と体力を使います。また、夏の暑さで汗をかきやすいので、こまめな水分補給は必須です。子供たちは自分が疲れていることや脱水症状になっていることを自覚しづらいので、大人が定期的に休憩を取らせ、水分補給を促すことが大切です。
5.救急セットと緊急連絡先
怪我や病気対策のための絆創膏等が入った救急セットは必須です。また、もしもの時のために、最寄りの病院の位置や電話番号を調べておく、子供には名前や連絡先を書いたタグを身につけさせるなど、緊急時の連絡体制を整えておくことも大切です。
ビーチにいる時はライフセーバー等が居るので何とかなるのですが、帰り道の途中で体調が悪くなったり、実はケガしてるじゃん!なんてこともあるので、慣れない土地でも大丈夫なように事前に調べてく置くと安心です。
いかがでしょうか。これらのポイントを押さえることで、親子で海水浴をより楽しく、そしてより安全に楽しむことができるはずです。最後に、何より大切なのは、子供たちが自然を愛し、楽しみ、尊重することを学ぶ機会にすること。安全な環境を提供しつつ、子供たちが自由に遊び、新しい経験をすることをサポートしてあげましょう。