夜驚症!?|夜中に突然泣き叫びだす娘に効いた3つの方法

夜驚症

筆者の娘の場合、2歳後半ぐらいから始まりました。落ち着いた月もあったり、また復活したりの繰り返しです。その時に、どうしたら良いのかを沢山調べ、色々と実験した結果をシェアしたいと思います。

夜驚症(やきょうしょう)とは?

調べると大体下記のような事がどこのサイトでも記述されています。

深い眠りにある時に突然泣き叫んだり、悲鳴をあげたり暴れたりする睡眠障害のこと。3~6歳の子どもによくみられるものです。思春期までにほとんどが自然になくなるといわれており、特別な治療は必要ありません。

wikipediaより引用
夜驚症の特徴
  • 眠ってから1~3時間後位に起こる
  • 呼びかけても反応しない
  • 本人は泣き叫んだことを覚えていない
  • 大体10分~15分位で収まる

筆者の娘も上記の特徴に合致していました。ただ、2歳の頃は3時間おきとかに発症していたので、夫婦ともに寝不足続きでした。

試したこと

色々なサイトや本で調査しましたが、どこもかしこも「そのうち治る」としか記載されていなかったのですが、さすがに毎日、こんな調子では我々、親がしんど過ぎると思い色々と試しました。効果があった順に載せています。

1.動画を娘に見せる

泣き叫んだ夜の翌朝、娘に問いただしても、特徴の通り「覚えていない」ので、夜中に泣き叫んだ時、スマホの動画で撮影してものを見せました。
「ほら、こんな風に泣き叫んでたよ。」って。そうしたら、本人もビックリしたようでした。その後も、夜中に泣き叫ぶたびに次の朝に動画で認知させるようにしました。
ピタリとなくなりはしませんでしたが、明らかに回数は減りました。

POINT

本人は、完全に覚えていないので、怒った口調では言わないようにしてあげましょう。誰も悪くないのですから。

2.就寝1時間前から雰囲気つくり

寝る間際まで、Youtubeやテレビなどの動画を見せていたりした日に多く発症していた気がするので、大体21時に就寝するのですが、20時位からなるべく動画などの刺激が強そうなものは見せないようにしました。

3.リラックス系の音楽を流す

雰囲気つくりにも似ていますが、筆者の娘の場合「海の音」と「鳥の鳴き声」がお気に入りで、日によって選ばせるようにしました。
よく「自律神経を整える音楽」とか「α波がなんちゃら系の音楽」はお気に召さなかったみたいです。なので、うるさくない音楽を娘とAmazonPrimeMusicで探して決めました。

あまりにも凄い絶叫の時

絶叫するレベルも日によってばらつきがあり、1日に何回も絶叫する時もあれば、1回だけの時もあったり、1回5分位の時もあれば15~30分ぐらいの時もありました。
他のサイト等では、無理に起こさないこと!とか記載されているものありましたが、3時間ごとに10~15分絶叫されたら、無理だと感じました。
ひどい日の朝は、娘の声はしゃがれて、本人も疲れているのか、グダグダしている気がします。そのようなひどい時、筆者は起こしていました。
娘の身体を起こし、電気を付け、状況が理解できるまで「大丈夫だよ。ここにいるよ」等と言って起こしていました。娘も起きて状況が理解出来たら、すんなりと寝ていました。
なので、頻度が多い日やいつもより長い絶叫の場合は、子供の身体の為にも優しく起こして良いと思います。

まとめ

最初の頃は、こちら(親)もビックリしているので、夜泣きと一緒かと思いで抱っこしようと試みたけど、メチャクチャ反り返るし、話かけても何しても絶叫が止まらないので心配になりますが
人間慣れるのですね、筆者は寝つきが悪い方なので、1度起きるとまた寝るのに時間がかかってしまいますが、奥さんは途中から悟りを開いたらしく、絶叫中も貝のようになっていました。
もうすぐ4歳になる娘ですが、未だ完全に「夜驚症」は治っていません。以前よりは絶叫する頻度はかなり減りました(月1、2度)が、昼間に感情の起伏が激しい時は、絶叫している気がします。
男の性なのか、どうしても原因を究明したり、治そうとしてみましたが、結論、上手に付き合うことしかできませんでした。
ただ、言えることは「夜驚症」も小さい頃ならではの症状なので、いつか良い思い出になることを願って乗り越えましょう。